ヴァイオリンの基礎トレーニング教材に、
シュラディックやセヴシックなど使われることが多いと思います。
シュラディックやセヴシックなど使われることが多いと思います。
・セヴシックやシュラディックを
ただその通りに弾いていてもそれほど効果的ではない♪
セヴシック(特にOp.1-1)やシュラディック(Vol.1)は、
基礎トレ中の基礎トレ教材です♪
例として、シュラディックの1〜2ページの課題、
初心者の場合だと、1拍のテンポがM.M.=60でも速いと感じると思います。
なので、最初は、メトロノームをかけないでゆっくりと練習するでしょう。
少しなれてきたら、メトロノームをかけて練習することもできるかもしれません。
(メトロノームに合わせて弾くのも、結構、難しいので。。。)
たとえば、
M.M.=50 でやってみるとしましょう。
何とか、通せるテンポみたいです。。。
(人によっては、これでもまだ速すぎることもあります。)
大抵、お家での練習も、M.M.=50でいっぱいいっぱいな感じだとしたら、
そのテンポで練習するか、それとも、更にテンポを落として練習しますね。
そういう場合、
ちょっとテンポを上げてみよう!
と、M.M.=60や、それ以上のテンポで弾いてみることは、なかなかしないと思います。
でも、
なんとか弾くことになれてきたらトライしてみて下さい。
少し速いテンポ、ちょっと無理そうなテンポで。
完璧に弾けるどころか、たくさん落ちまくっても大丈夫(笑)
M.M.=60、M.M.=70など(勿論、もっと間の、M.M.=64等、適当に使えば良い。)ちょっと速めの
テンポで弾いてみると、あ”〜xとなって、目がとまり、手が止まることになると思います。
でも、再度、トライで、たとえ、手が止まっても(笑)、
目をとめない、つまり、楽譜をしっかりと(眺めるだけではなく、)見る。
それから、
再度、元のゆっくりなテンポ(たとえば、M.M.=50)に戻して弾きます。
感覚は同じですか?
そんなことないですよね。
随分、違って聞こえるはず。
それで、元々、自分が弾いていたゆっくりなテンポ(たとえば、M.M.=50)に戻ったときには、
最初に弾いていたのとは、違う感覚のはずだし、最初の時よりは、弾きやすくなっているはずです。
上手くいくためには、多少の手順がありますが。。。
とりあえず、試してもらうと実感できると思います。
ただし、ひとりで練習する場合と、レッスンで同じようにトレーニングする場合、
当然のことながら、レッスンでは非常に効率よくトレーニング方法を習得していただけます。
勿論、
『練習のテンポを変える。』ということだけではなく、
弾きにくいと感じるパターンを、段々と弾きやすくなる、時には、即、弾きやすくなる練習方法があります。
それぞれ、思っているより即効性のあるトレーニング方法なので、
実際に、どうすれば良いのか? 体感してみたい方は、是非、実際のレッスンを受けてみて下さい。
(※色々な条件により、個人差はあります。)
『ヴァイオリン 1日レッスン』12/26:所沢
安田音楽教室(守口市;自宅教室)