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~ ときめくヴァイオリン®
      ときめく弦楽ワーク ~

 

響きスト マイア(FB: Violinista Maia Reiko
        やすだれいこ

 

 

速いパッセージがほんとうに苦手でした。

音大ヴァイオリン科を卒業したころ、コンサート、録音スタジオ、ステージ(バックバンド)、レッスンなど、演奏の仕事を中心に活動していたものの、まだまだ自分が思うような音を出したり、思うようなボウイングができませんでした。

 

ヴァイオリンを始めたのは小学5年生の3学期。最初の手ほどきが、大阪音大の主任教授。(元大阪フィルでチェリストだった亡き父の知り合いで、大阪フィル初期の頃のコンマスだった叔父の同僚だったご縁です。)

先生に『ボウイング!』と言われて、ほっぺたをピンピンされたり、『手首!』と注意されるときに、弓を持つ右手の手首をキュッと捻られたりするのがとても嫌でした。


人見知りがはげしく超無口だった私は、痛みの声もあげられずにずっと我慢していました。
思い切って、父@Vcに『ヴァイオリン(のレッスンを)やめる。』と、自分で言ったかどうかも覚えていないですが(・・;)

中学卒業と同時に、私は、ヴァイオリンのレッスンをやめました。
もう二度とヴァイオリンを弾かないと思っていました。

高校入学と同時に、作曲の勉強をスタート。

一浪の末、大阪音大音楽学部作曲専攻へ入学。

その3回生の時、体に電気が走るとはこのことと思えるような衝撃的な出来事があり、突然、ヴァイオリンが弾きたくなりました。


 〜衝撃的な出来事〜
 当時、長年住んでおられたスイスから帰国され、東京へ戻ってこられた、ヴァオリニストの前橋汀子氏が、ヴァイオリンの公開レッスンとコンサートのために、大阪音大へ来られました。
 
 そのとき、生演奏を聴き、レッスンを聴講したときに、
体に電気が走る』経験をし、『この先生のレッスンを受けたい!』と思ったのでした。



作曲学科作曲専攻の科では、ヴァイオリンのレッスンを取ってはいたので、とりあえず、昔取った杵柄で、なんとなくそれなりには弾けてはいました。

その後、作曲専攻卒業、1年後に、前代未聞の作曲科出身からヴァイオリン科へ学3編入。

相変わらず、演奏の仕事はしているものの、実質、自分が思うように弾けていない状態が続き、ヴァイオリン専攻卒業後、当時、大阪フィルのコンマスに就任したジェラルド・ジャーヴィス氏に師事。

基礎から徹底的に指導してもらうことができました。

最初の1ヶ月でフォームを変えました。

演奏、レッスン共に仕事はしていたので、充実はしていましたが、自分がしっくりくる音がまだまだ出せていない感覚から抜け出せないでいました。
 

振り返ると、自分の音が自在に出せるようになるきっかけは、少しずつだけれど、いろいろな巨匠から頂いていました。

 

草津アカデミーでのレッスン(マスタークラス)では、

ピエール・アモイヤル氏のレッスンで、本当のバロック音楽を知り、

パオロ・フランチェスキーニ氏からは、
毎年、『なんでいつもそんなに緊張しているの?』
『音を外したって良いから、もっと心から楽しんだら!』と、
おおよそ、それまでの日本人の先生からは絶対に言われなかったフレーズを、毎年のように聞きました。

 

 

心が解放されると、自分の響きが出せるようになる!

 

本当に長い時間かかってきたけれど、演奏テクニックの習得は、実は肉体の訓練から始まるのではないことに気付いてきたのです。

それらのこととは別に、
自分の体のサイズや感覚に合った、ヴァイオリン、弓を使うことも、演奏テクニックがのびるか、体を痛めてしまうかにつながることも、経験してきました。


実は、潜在意識を書き換えるところから始まり、そこから、肉体のトレーニングに活かすことで、自分の思い通りの動き、音、響きを創り上げることができます。

大人になってから、『上手く弾けない』とか『緊張してしまう』という経験を、もう本当に散々してきたからこそ、その人の体に合った(上手く弾けるようになるための)ノウハウを伝えることができます。

そして、年々、自分自身が統合していくことで、私からアウトプットできることが増えてきています。

先生のスタイルに合わせる必要なんてない、
大事なのは自分。
あなた自身がどうしたいのか? だけです。


一人ひとり、体格や考え方、指の長さなどすべて違います。
それなのに、先生が使っているパーツを使い、先生と全く同じやり方に合わせるなんて、ありえない。

コントロールタイプのレッスンなんて意味がない。
コントロールタイプのレッスンを受けた生徒さんは、皆、同じ構え、同じ弾き方になる。

これって不自然だと思いませんか?


自分自身の体や考え方を大事にしながら、楽しく、ヴァイオリンのレッスンを続けてほしい!
だって、それが本来です。

 

スピリット、マインド、ボディ、これらの統合で、ヴァイオリンが弾けるようになるだけではなく、いろいろなことが実現できるようになります。

私、響きスト マイア(やすだれいこ)が、

   あなたが心から楽しめる”音” が出せるように、
 一緒に演奏したり、
  しっかりと向き合います。

 

 

これまでの音楽修行歴◆

大阪音楽大学音楽学部作曲学科作曲専攻卒業。

同大学同学部器楽学科ヴァイオリン専攻卒業。

作曲、和声学、音楽理論を近藤圭、故山口福男、ピアノを伊藤勝の各氏に師事。

ヴァイオリンを故小杉博英、山名公子、前橋汀子、故ジェラルド・ジャーヴィスの各氏に師事。

卒業後、同大学委託演奏員として勤務。

「霧島国際音楽祭」に参加及びマスタークラスを受講。

ヴァイオリン・ソロを ゲルハルト・ボッセ、 影山誠治、室内楽を ヨゼフ・スークの各氏に師事。

草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティバルに参加、マスタークラスを受講。

ヴァイオリン・ソロをペーター・ローゼンベルク、サシコ・ガブリロフ、マルクス・ヴォルフ、ピエル・アモイヤル、パオロ・フランチェスキーニ、

カリン・アダムの各氏に師事。
大阪国際音楽コンクール審査員。
Reikoは、世界で一番小さなヴァイオリニストだーーその響き以外は。」byマルクス・ヴォルフ氏

 

大阪音大ヴァイオリン専攻卒業後に師事したジェラルド・ジャーヴィス(Gerald Jarvis)氏より、(通称)ガラミアンのスケール(Contemporary Violin Technique 1: Parts 1 & 2)を、直接、指導を受けました。

このスケールブックの良さや正しい練習方法を多くの皆様に知ってもらうために活動中。

 

独自のメソッドに基づいて作成した冊子『Violin体感トレーニングBook』『FFマスターコルク』等も、これまでにネット販売で全国の皆様にご愛用頂いています。

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20087月からは、それまでのピラストロのオリーブ弦から、TOROシープガット弦に全弦張り替え、特に(モダン・ピッチ)モダン・ヴァイオリンでは当たり前の存在、アジャスターを付け、1弦(E線)にスティール弦を張ることから脱却。

 

同じ頃から、バロックの作品を演奏するときには、バロック弓を使っています。

また、2019年からは、ロマン派の楽曲をその時代のテイストに近づけるためにクラシカル弓を使っています。

 

 これまで&現在の仕事歴◆

音大在学時より、大阪を拠点に、九州から名古屋までのエリアで、ステージ(バックバンド)関係、録音スタジオ、新作の発表演奏、各種エキストラ演奏活動を行ってきている。
 

現在は、
ARMONICAピアノトリオ、アンサンブルARMONICA等の室内楽を中心に活動。

2012年2月より練習を開始した、リアルガットアンサンブル(関東)の音楽監督を務める。

 

ヴァイオリンのメンテナンス(魂柱の調整など)も専門の技術職の方に師事。

 

ヴァイオリン・ソロのレッスン、及び弦楽アンサンブル・ワークは、自宅(大阪府守口市)教室と、関東エリアでの『ときめくヴァイオリン®1DAYレッスン』『ときめく弦楽ワーク』を随時開催。

 

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