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この女の子を助ける (レッスンをする)のが使命♪

昔は(^_^;
今回のようなお子さん達が、元々習っていた教室から、私のところへ移ってくるケースがよくありました。

弓の持ち方1

弓の持ち方2

今日、ひさしぶりに、小学校低学年の女の子が、私の自宅教室へ、ヴァイオリンの体験レッスンにやってきました。

数日前に、お母様から、http://安田音楽教室.biz へ体験レッスンの申込みメールが入り、返信をしていました。
木曜日の午後に、直接、お電話を頂きました。

丁度、今週の土曜日(18日)であれば、午後から、中学生の女の子達のレッスンが入っていて、インターバルが約2時間近くできるので、最初の子のレッスンを少し見学し、そのあと、体験レッスンを、ということで、本日、来られました。

とってもかわいらしい、というか、目鼻だしがはっきりとした、なかなかの美人さん、小学2年生の女の子です。
仮に、Aちゃんと呼びましょう。

丁度、ヴァイオリンを近くの先生のところで習って1年ほどだそうです。

何故、わざわざ、私のところへ来られたのでしょう?
(少なくとも、電車や車で移動しないと来られない距離。)

自分のヴァイオリンと、今まで習ってきているテキストなどを出して準備。

何が弾けるのか聞いてみました。

『あたらしいバイオリン教本』の2ページ目に載っている『つりがね草』なら弾ける、とのことだったので、
私が、彼女の楽器と弓の状態を確認、調弦をして、『弾いてみて!』と、ヴァイオリンと弓を手渡しました。

多少、つっかえたものの、彼女なりに、最後まで弾きました。

基本奏法やフィッティングをチェックするときに、『これは問題あり?』と疑ったときに、私がチェックするのは、
表からではなく、後ろ姿や、裏側、つまり立体的に確認します。

これで、ほとんどすべてがわかります。

まずは、
初めてのところで頑張って弾けたね、という意味も込めて、『よく弾けていたね!(^_^)』とコメントし、
そこから、姿勢やフィッティング、弓の持ち方の問題点を指摘。

すると、お母様の方から、
『実は、ヴァイオリンを弾いているときに、肩が痛いというんです。』
Aちゃん本人も、
左の肩を差し『ここが痛いねん。』と言い、また、『ここも痛くなる。』と言って、
やはり左手の親指の付け根側あたり。

痛くなって当然の構えをしているからです。

お母様のお話によると、左手の構え方も、(前の)先生からそのように持つようにと習った、とのこと。
信じられない持ち方、構え方です。
左手の親指をネックにべったりつけるのですから!!


まだまだ、体験レッスンはこれから。。。という状態でしたが、すでにこの時点で、
Aちゃんのお母様の方から、
『先生、こちらへ通わせて下さい!』とおっしゃいました。


肩当てが合っていませんでしたが、とりあえず、暫定的にでも、良い状態の姿勢になる方法を伝えて、やってもらいました。

最初は、お母様に、肩当てを買ってきて頂こうと思いましたが、やはり、顎宛ても気になるので、急遽、肩当てと顎当てを、弦楽器工房から借りてくることにしました。
即、行きつけの弦楽器工房へ電話連絡。

楽器を顎と鎖骨に、軽く挟み込むために、顎当ての形状や高さが重要なのです。

レッスンもどこから始めるか?
お母様、そして当事者のAちゃんとも相談。

私は、Aちゃんに『せっかく2巻に入っているし、最初(1巻)からやるのは、ちょっとイヤかな。。(^_^;』と聞くと、
Aちゃんは、(首をヨコにふり、)はっきりと自分の意思で『最初からやる!』と言いました。

今日の体験レッスンには、これまで使っていた1巻のテキストが見つからずに、お母様の方からは、
『あるはずなので、帰宅したら探してみます。』とのことでしたが、
Aちゃんに『新しい本(テキスト)を買ってもらう?』と私が言ったら、
これもはっきりと、『ウン!』と返事。

お母様とも、やはり、気持ちを切り替えるということもあるので、新しくしましょう!ということになりました。

楽器の構え方のあと、弓も持ってもらいました。

これもありがちなのですが、親指の先っちょは、飛び出していて、つまり、どうでも良いような?(^_^;
握ったような持ち方でした。

しかし、弓の持ち方を、Aちゃん本人の目線で、本人に説明しながら、手を添えて形を作り、時に、私自身、どういう風に持って、弾いているか、再度、弾いて見せたり、弓を持つのにどれくらいの力で持っているのか、Aちゃんの手を弓と見立てて持ってみたり。。。

非常に、しっかりとしていて、自分の意思表示がはっきりとあるお子さんでしたので、理解も早く、この時点で、ほぼきれいな状態で弓を持つことができました。(写真の状態です。残念ながら、その前の状態(Before)は、取っていませんでした。)



Aちゃんとお母様に、
『今日、(私と)出会えて良かったね♪(^_^)』と言うと、
Aちゃんも、お母様も満面の笑みで、嬉しいのが伝わってきました。

というか、Aちゃん、やる気満々です♪(笑)

とにかく、大人でも子供でも、見せかけのレッスンは止めて欲しいものです。

大げさに言うと、習いに来る人の将来にHappy♪をもたらすことができるかどうか、教える側の姿勢にかかっているのです。

とくに、フィッティングに関して、プロの指導者でもわかっていない人が多すぎると思います。


大阪の自宅教室、または、MCE練習場とさせてもらっている、守口市駅前の大枝神社内会館等でも、
また、その内に、開催できればと考えては居ますが、とりあえず、関東では、GW最終日の5/6に南浦和で、
開催予定です。

長く、楽しくヴァイオリンを弾きたい、上手くなりたい、と思っているのであれば、是非とも、自分の身体に合わせるための
フィッティングや、基本的なフォーム、奏法について、学んでみませんか?



『ときめくヴァイオリン集中ワーク』(5/6) -身体を痛めずに劇的にテクニックUPする♪-
http://vn-bbs.net/wsbd/workshop.cgi?action=view&no=82
 

『Vn1日レッスン』(椎名町:5/2)
http://vn-bbs.net/wsbd/workshop.cgi?action=view&no=80

 
大阪エリアでのお問い合わせ先
http://安田音楽教室.biz

関東エリアでのお問い合わせ先
http://vn-bbs.net/contact
2015/04/19    フィッティング    れいこ♪(管理人)   |    タグ:フィッティング , 弦楽ワーク , 関東エリア , 関西エリア

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