大変遅くなってしまいましたが、
12月23日に行いました『Vn 1日レッスン』のVoiceページです。
12月23日に行いました『Vn 1日レッスン』のVoiceページです。
12月23日(土)に東久留米の成美教育文化会館の音楽室で
『Vn 1日レッスン』を開催しました。
今回は、
常連受講のtoyoさん、くろさん、はじめてのRottaさんの3名でした。
toyoさんは、
引き続き弾いておられるバッハのパルティータNo.3よりルーレでした。
随分、重音や和音の弾き方にも慣れてこられましたが、
肝心のメロディーラインがなかなか表に出てきにくかったり、
途切れてしまうこともありました。
音楽のコアの部分、つまりメロディーラインをしっかりと持つことで、
逆に、重音や和音も弾きやすくする、
そして、音楽的表現に繋げるということを、更に深く感じて頂けたかと思います。
はじめて参加のRottaさんは、フィッティング・チェックご希望でしたので、
早速、普段のフォームで弾いて頂きながらチェック。
ご自分でもかなりの種類を試されたらしく、
持ち込まれた顎当てや肩当ては、これまでにフィッティング・チェックを受けられた方の中で、最多だったかもしれません(笑)
地道にこれらを繰り返し、最終的には、楽器を構えたときのしっくり感があり、
音の出方、響き方が気に入った1つの顎当てをチョイスしました。
ただし、少し、顎当ての角部分を削った方がさらにしっくりきそうとのことでしたので、
まずは、元の形状で試して頂き、その後、必要に応じて、顎当ての角部分を削る、
ということで、新しい顎当てに取り替えられました。
肩当ては、これまでに、ご自身で試されたもので大丈夫でしたので、
以前に使われていた肩当てに戻して頂くことにしました。
ただし、楽器への取付角度などを、若干、工夫する必要がありました。
しばらく、これで様子を見て頂き、楽器を構える時のフォームも、
弾き始め、弾き終わりなどに、鏡(姿見などあれば。。)などで
少しチェックされるとやりやすくなっていくかなと思います。
最後は、常連のくろさん。
今回は、当初、ハーモニクス、というのが課題でしたが、
レッスン当日は、スケール、シュラディック等々取り出し、
基本的なことを見直し、さらえる形になったかと思います。
特に今回は、移弦、ポジションチェンジの見直しでした。
ガラミアンのスケールを使い、3オクターブのスケールを
弾いてみながらチェック、問題の箇所を割り出していき、
部分的に必要なトレーニング方法をやっていただきました。
さらには、実際にオケの曲を練習するときの音程の取り方に繋がることですが、
基本的な『楽典』のおさらいです(笑)
調号、調子、調(長調、短調)、更に短調の中の種類など、
具体的な形を取り出し、どのように覚えれば良いのか?等、
レッスン後半1/3くらいは、その辺りの講義&実践となりました。
逆に、経過報告なども含めて、当日のレッスンについてのご感想をお聞かせいただけると
ありがたいです。
次回は、2018年3月4日(日)に都内または、近郊のスタジオで開催予定です。
更に、その1ヶ月前くらい、そして3月以降は、皆様のご意見、ご希望を聞きながらですが、毎月1回の開催を目指す予定です。
また次回もよろしくお願いいたします。
初めての方も大歓迎です。
(特に、身体を痛めている方、身体を痛めているかどうかはわからないけれど、テクニックの伸び悩みがある方は、フィッティング・チェックの受講をお勧めします。)
P.S.
掲載写真は、レッスン当日の記録用ムービーからのスクリーンショットで、
ご本人に許可をいただいたものだけUPしています。
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