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お疲れさまでした♪:『Vn1日レッスン』(12/23)

『Vn1日レッスン』(12/23)を受講された皆様、

お疲れさまでした。

参加表明ボードへ上がっている以外にも、間際に、急遽、フィッティング・チェックを入れたい方がいらっしゃいましたが、時間的なことや、この後の練習状況などのことをご心配され、来年度のレッスンに入れて欲しいとのことでした。

 

 

今回、toyoさんは、以前にも何度か弾いておられる、バッハのパルティータ No.3のプレリュードを持ってこられました。

初めて、レッスンに来られたときのことを思うと、相当、格段に進歩されました。

ご本人から、是非、当日のレッスンのご感想、また、今後の希望など、コメントしていただけるとありがたいです♪

どうぞよろしくお願いいたします。

2014/12/26    Vn 1日レッスン(関東)    れいこ♪(管理人)   |    タグ:1日レッスン , 関東エリア

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≫ toyo
 前回(9月)の1日レッスンに参加できなかったので、約7か月ぶりのレッスンでした。今回は、昨年、中途半端なまま中断していたバッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番のプレリュードに再挑戦。直前の「関東オフ会」後の1日半(当日午前中を含む)の泥縄練習で「消し炭」状態でしたが、気合いで志願して暗譜にチャレンジしました。
 結果は・・・もちろんツッカエ連発でしたが、一応、楽譜のチラ見はせずに最後まで行った(と思います)。そのぶん、紅蓮の炎のガリガリ弾きだったと思いますが・・・
 無駄口はともかく、以下、その際のメモの箇条書きです。

【全体について】
・16分音符の中からメロディラインを浮かび上がらせる弾き方など、意図はわかるが、全体に「一所懸命」感が出すぎ。もっと曲全体の流れを意識することが必要。
・細かく転調する部分など、音を間違えている可能性あり。楽譜を再度要確認。
・体が硬くならないように、適宜ストレッチなども取り入れる。
 その際、1か所を伸ばすときは、他の場所(例:ヒザなど)は緩める。

【個別の弾き方について】
・第7小節から:下のEから上のEまで、「1つの長いスロープ」の感じで。

・第17小節から:
 3弦にわたるアルペジョの、1小節ごとの和声の変化・リズム感をはっきり。
 暴飲具(もとい、ボウイング)の動作は機械的に、一定の「アルゴリズム」で。
 なんとなく雰囲気で弾くのではなく、はっきりフォルテで。
 3弦のアルペジョを弾くには、前腕だけではムリ。前腕は上2元のみ。
  上腕の動作(≒肘の上げ下げ)が必要。
  弓の毛が弦を触っている感覚を感じて弾く。
 腕を棒のように使い、手首の細かい動きと分ける。
  速く弾くときどういう動作になるか、練習で要確認。
 A線の音をとくにはっきり(6~7割)。残りをE・D線で。

・第130小節:
 頭のEをしっかり鳴らす。
  そのために、直前のスラーで弓を使いすぎない。
  スラーが始まる前に、弓を少し元寄りに戻しておく。
  スラーはコンパクトな弓遣いで。
 2拍めのナチュラルDの音程を正確に。しっかり鳴らす。
  属七の7度だから、上ずってはNG!

・第133小節:
 最後のE(開放弦)が聞こえない。次の重音にあわてて飛び込むのが一因。

・第134小節:
 4重音は、瞬間に音をしっかり取ってから鳴らす。
  その前に弓をしっかり元まで戻す。それにより、下2弦を「つかむ。」
  そのために、直前のスラー付き上行音形の時点で、少しずつ「攻める。」
   その部分の「レミ♯ファソラ」の進行を意識。クレシェンド感覚で。
  4重音の下2音が、前打音に聞こえることがある。
   上2音だけ飛び出して聞こえないように。

【とくに、4重音などの鳴らし方について】
・肝心なところにエネルギーをもっていく。
 そのために、他をどう緩めるかが肝要。
 意識は必要だが、過剰だと逆効果になりがち。

・右手(≒弓)の「エネルギーを通すところ」をイメージする。
 それにより、他所への拡散を止められる。

以上、今回も、ほんとうにたくさんの大切なことを教えていただきました。また、翌日久しぶりに寺神戸亮さんの演奏を聴いてみて、自分のノコギリ弾きとのあまりの違いに愕然としました。あこがれのパルティータ山脈の道のりは、まだはるかに遠く険しいですが、これからも焦らず腐らず、一歩一歩進んでいきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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